2010-04-05

桜前線通過中。

うぐいすの声で目が覚め、毎日違う海の色を見ながら朝の散歩。
桜のつぼみが開いてゆくのを観察して 寝ぼけた身体を起こす。
あああぁ〜ぜいたく!

一週間前に朝市で買って生けた花はまだ元気。
可憐に白く清く甘く 咲いてます。
それフリージア。花言葉は無邪気いうんで、とママ。

今朝こんな話ししたんよー
と、桜の見事な紫雲出山に登りながら母に言うと、
へぇ〜。よう知っとるなー。いろんなこと教えてもらいよ、と。

母は大分(見た目が)丸くなりましたが、ずいぶん身軽になったようでした。
私の前を独りで歩くようになりました。
勝手にどんどん先を行って見えなくなって
心配になって探すと、携帯で必死に桜の写真を撮っていたり
弥生人の人形をまじまじと見ていたり。
意外な母にニヤケるも、慌てて携帯をうばって桜と島々を撮って
ほれっ、と返すわたし。
まだ子供癖が直っていないようです。

桜を見る時の何とも言えない気持ち。
去年もずっと前もこんな気持ちだったなぁと思って
またきっと来年もこの先も毎年こうなんだろうなーと
思いながら、見上げる。
ママもたぶんいろんな桜の思い出があるかもしれない。
どこか花見に連れ出して聞いてみようかなぁ。

実家では、教職を引退してもジャージ姿の父が、家の裏の田んぼで
山のような資料を楽しそうに焼いていました。
父に懐いてないムッシュが遠くでニャ〜となく。
なんだ、こののどかさは。。

おととい行った朝日山の桜はすばらしく満開で。
きれいだなー と見ていたら、艶やかすぎる王者の後ろ姿。

こんなうしろ髪ではないはず。
ティモテティモテ〜♪

回り込んで見ると…

はっ!
ど、どうしたんですか…
かなり想像で作られてしまった王者、ライオンにうけました。
芝スキーでソリで滑ったら、意外なほどスピードが出て
慌てて転がった時の夫さんの顔にも、うけました。

昨日はこれまたすばらしく満開の、不動の滝の桜の下でお花見を。
外でご飯から炊くビビンバとか、いか刺しとか、筍ご飯とか、ケーキとかワインとか。
みんな持ち寄りの食べ物がすばらしくおいしく、これまた楽しい恒例の行事。
ほぼ変わらない面子が揃うのがうれしい。


楽しく、ちょっと憂いな季節。
ともあれ私はおおはたさんの写真を見る度
鼻血が出そうになるのでした。

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