2010-04-27

旅する おじいちゃんの封筒展

4月17日。モーニングの賑わうママの喫茶店。
バターの香りが香ばしい厚切りトーストをせっせと運びながらも、気持ちは高知。
なのに、ボボボはパンク!カパイト号の出動です。ドキドキ。

腹ヘリーノを我慢して、ruskさんへ。夫さん、春服さがし。
私はカラフルストールと爽やかストールを迷ったあげく両方レジへ。
高知に来てまだ1年経たないruskさん。だけど、高知の人にも私たちにももう欠かせないお店であることは間違いないでしょう!だって、柄違いのカラフルストール、この日だけで3人見たし!

そして道は一直線でboncoin
着けば尚子さんと、入れ替わりの松山のAちゃんが迎えてくれました。オサレ!!
ずらり何千点とあるおじいちゃんの封筒が整然と置かれています。
オーナーさんがこのために用意したという コンクリートのテーブル。
灰色とザラリとした手触りがとてもよく馴染んでる。
封筒は、透けるような薄ーい包み紙やティッシュの箱、広告から領収書から紙なら何でも!
のり付けし易くするために裏返し、剥いでヤスリをかけて、穴は段差がつかないように補強して。
のりも市販のアラビアのりなのに、はみ出しも弛みも盛り上がりもせず、隙のない丁寧な仕事!
直線と角と平面の潔さと体温のある手触り。
想像する、おじいちゃんの暮らしや家族の表情、会話。
中には、好きな女優さんや子供、魚や犬の顔が全面にきている紙があったりして、思わずププッと笑ってしまったり。私自身のおじいちゃんを重ねて思い出しました。
初めてお会いする上品なおばさまや子供も交えて、おじいちゃんの封筒を手に取りながらお話しして、出してくれた美味しいお茶を飲みながら、手みやげに持って行った観音寺まんじゅうを喜んで下さって。
(観音寺まんじゅうの包装紙は早速尚子さんの手で小さな封筒に…)
こんな幸福な時間が、高知の小さな小さなお店で おじいちゃんの封筒を囲んで、ある。
来てよかったなぁと、しみじみ思いました。
尚子さんは、もうちょっとしたらここを辞めて、ちょっと旅にでると聞いていました。
とてもとても寂しいけれど、いいえとてもステキなこと。
はじめてboncoinにたどり着けた時、通りに出できて大きく手を振って迎えてくれたことを思い出します。はやく帰って来てほしいなぁと思いつつ、一段とステキなお姉さんになってるんだろうなと、楽しみでもあり。
今月29日(あさって!)、お店でフリーマーケットをするらしい、、、
バイトの後走れば間に合う!?尚子さんのカバンが欲しいのー!

それから、terzo tempoへ。
あれ?と佐野くん。うちらがボボボじゃないから。カパイト号を初めて紹介、よろしく。
夕方の明かり差す窓際の机へ。窓の外では子供の声。
美味しそうなガーリックの匂いに腹を鳴らしつつ、グッとこらえて
「アルヴァーブレンド」と「旅する紅茶」と、木の実のタルトを注文。
久しぶりのアルヴァーの深み。そして初めての旅する紅茶!
なんという、夢のような香り!そして、木の実のタルトの美味しさったら!
BGMには新しいmama!milkのCD「Parade」は、バスとアコーディオンだけじゃなく、
管楽器も入り、芽吹く季節にぴったりな軽やかな曲たちでした。
自宅でも旅したいので、紅茶とCDは連れて帰る事に。

晩ご飯は、やっと来ました gumbo!佐野夫妻も満腹地獄の道連れに。
この為に空けておいた、我がおなか。待っていろよ。
食感と染み渡る野菜の味に感動の温野菜に、もっちもち水餃子と蒸し鶏サラダ。
gumboのピザが一番好きです、マルゲリータ!
おしゃべりしてたら時間切れ…楽しい時間は早いものです。

今日も帰るが? …うん、帰るがよ。
後ろ髪ひかれまくりでカパイト号で帰りました。



次の高知はまた来月。
terzo tempoのイベント、作品展示&演奏会です。

〈Fujikawa Drawings 2009-2010〉
藤川孝幸ドローイング展 紙に残した心の軌跡
2010年5月20日(木)〜5月28日(金)10:00-18:00 会期中無休

〈AOKI,hayato guitar live at terzo tempo〉
 青木隼人ギター演奏会 絵とともに
 夕べの音楽 5月22日(土)18:30 open 19:00 start 2000yen(要予約・飲み物付)
 朝の音楽 5月23日(日)6:30 open 7:00 start 2000yen(要予約・sumicaのパンとterzo tempoの飲み物付)



青木さんは、佐野君に教えてもらってから、とても好きで聞いています。
静かな、しとしとした雨の朝が似合います。
活版印刷でお店に置かれていた藤川さんのカードがとても美しかった。

どうして、こちらのおふたりがここterzo tempoで展示、演奏会をすることになったか
どうして、早朝なのか
また教えてね。

こんな朝を迎えた日は、どんな1日になるんだろう。
朝行けないのが哀しい。高知!


今日も高知のみんなに、ありがとう。

2010-04-24

おおはた雄一ツアー2010〜光を描く人〜弾き語り編 in鶴鳴館(観音寺)続報


♪ダダダダダ!ダダダダダ!  ダダダダダ!ダダダダダ!
アサヒ ミュージックフラッグ! ってやつ。
先々週、FMでおおはたさんピックアップのが流れました。
雨降る田んぼの真ん中で、カパイト号を止めて2人黙って聞きました。
みうらじゅんの原稿棒読み具合が面白かったですが
おおはたさんの声は穏やかに、でも、イメージより強い言葉を話していました。

番組ブログにもあるように
「気持ちいい(音楽)だけで終わりたくない」
という言葉。
♪決別の旗 について
「みんなひとつになろう、独りじゃないよ っていう歌が多い中
 俺とあんたは違うということを伝えたかった」
という話し。

アルバム「光を描く人」を聞いた時に感じた、
今までにないカラッと突き抜けたような。
そっかーと思いました。
私も、そういうコトがわかるようになってきていたので。

そうやって、曲と人は、出会って成長してゆくんだろか。


さて、ライブイベントの続報です〜パチパチパチ。
popoのライブでも、美味しい懐かしい味のドーナツやホイルケーキなどなど
作って来てくれたプシプシーナ珈琲さんが、またもはるばる高松から来てくれます!
今回は珈琲も煎れてくれますよ★
他、今流行らしい、ちまきとか、、フードも充実させて来てくれるようです。

そして、風博士ライブではありがとうございました!
わたくし、卵ロールとワッフルの大ファンです。
おかし工房 Botanさんも、ベーグルサンドや、もちろんスイーツもりもり出店してくれます!

それからレイジーボーンでおなじみ、ピリリと身体も心もあっためます。
「イワサト飲料」ジンジャーエールも並びますよ。

あと、来場して下さった方に、印として付けていただく
リストバンドを作る、予定。
それから、私たちのライブでは恒例?の、プレゼント企画も考え、中。
そしてそして、ステージはどんな感じにしようか、なー、と
考え中。

およおよ、あと一ヶ月じゃないか!
のんびりしていられませんな!



おおはた雄一ツアー2010 ~光を描く人~ 弾き語り編

2010 / 5 / 28(fri)川鶴酒造 鶴鳴館
(香川県観音寺市本大町836)

open/19:00 start/20:00
前売り予約3000円/当日3500円(別途ドリンク代必要)
チケット 予約開始 4/1〜

Info: チケット予約
☎0875-25-1466/090-3503-7709(ニシハラ) *携帯へは14:00以降可
sumico.kgw@gmail.com 

*お名前とご連絡先、人数をお知らせ下さい。
*小学生未満のお子様は入場できませんので、予めご了承ください。
*駐車場は数に限りがありますので、できるだけお乗り合わせの上お越しください。
*お酒類の販売もしますが、飲酒運転はご遠慮ください。


おおはた雄一
ニューアルバム『光を描く人』2010年4月7日発売
新曲「かすかな光」と、糸井重里さんと共作した「キリン」の
視聴ができます!!→myspace♪



それから、こっそり今さら!?宣伝コーナー。

*イワサトミキ展
「絵とカワラとTシャツと私」開催中!

明日まで!

(こっそり本人です)

高知のタイヨウ。

バイバーイ マタクルネー オツカレサマー アリガトー!

みんなみんなに にこにこ
みんなも にこにこ
振り返らない勇気を持って 手を振りながら帰ります。
高知の帰りは いつもそう。
別れじゃないから寂しくないんだぁ。
寂しくないけど なごり惜しいのと自分の足元の不確かさが
ポカンとした気持ちにさせちゃうんだけど。

少し前に東京に越した彼らが ちょっと痩けたけど元気に帰省していたり
イベントの手伝いに4時間半車で駆けつけた島根の彼が当たり前にいたり
この日からしばらく会えなくなる大好きなNさんがいたり
もうすぐ生まれ来る娘を待ちわびる 柔らかな笑顔のふたりがいたり
いつのまにか友達になった、家具職人の土佐男児がいたり
いつものみんながいつもの笑顔で集う。
みんな名前で呼んでくれる。

みんなみんなで おしゃべりして もんぐもんぐ食べて飲んで(今日はノンアル)。
プールを見た後のロビーでガラス越しに見えた
くもに映えた赤とそらの水色にあれ?と思う。
タイの空見てハッとした彼らのように。
同じ四国、香川の空と違うはずはないのだけれど。

ハンバートハンバートのライブは2回目。
前回はふたりたっだけど、今回はバンド編成の4人、+未来の1人がステージに。
ことばとものがたりと声や楽器の響き すべてに圧倒されて
気持ちはリズムにのってるのに 集中しすぎて眉間にしわが寄っている。

曲目があったので→twitter
(第一部) 1.慚愧 2.荒神さま 3.波羅蜜 4.怪物 5.おかえりなさい 6.妙なる調べ 7.邂逅 8.天井
(第二部)9.くたびれ詩人 10.逃避行 11.お弁当 12.バビロン 13.大宴会 14.罪の味 15.汝、争うなかれ 16.おいらの船 17.長いこと待っていたんだ encore.おなじ話
(マンドリン:井上太郎/ベース:上村勝正)



音楽の力は すごい。
食べ物の力も すごい。
何かを作ることにまっすぐな人は すごい。
邪魔をする人は決別してしまえ と思う。
伝わらないなら無理に伝える事もない。
そのくらい 思うし そういうところでいたい。


先週の高知も後で書きます、今日はおやすみ。

2010-04-14

明日は高知 おじいちゃんの封筒展 を見に。


もう金曜日!?
が、私たちの最近の口癖です。
イベント盛りだくさんの季節ですが、
明日は高知のboncoinに「おじいちゃんの封筒展」を見に行ってきます。
ずっと見てみたかった おじいちゃんの封筒。
アートとかデザインとか そんな言葉のいらない世界で
毎日毎日あらゆる紙を 切って 剥いで 重ねて 折って
作り続けた、おじいちゃんの封筒。
boncoinの空間でどんな風に見れるか、とても楽しみなのです。
久しぶりにNさんに会えるのが何よりうれしい!
それからそれから、あっちもこっちも行けたら行って、
夜はgumboに行ってハムカツとタプナードの温野菜とピザとを食べます。
もう、ここのごはんはどれを食べても身体がうまいと叫ぶのです。
今からウキウキ。

トンネル19も何のその。(夫さんはうんざりですが横で励まします!)
高知の新緑もきっと モクモクでしょう。


そして来週もまた高知なのです。
コレコレ↓



去年の6月 牧野植物園で行われたライブ。
ホールに歌声が響いた瞬間 全身鳥肌が立ったのを覚えています。

こんどは高知県立美術館ホールにやってきます。

2010年4月23日(金)
高知県立美術館ホール
コンサートOPEN/18:30 START/19:30
前売り3500円
当日4500円

お問合せ:grafitti 088-878-0051
     アジア食堂歩屋 088-864-2280
     sumica 050-1077-5633

ハンバートハンバートが主題歌をつくったということで、
今回は映画「プール」も同時上映。

ロビーにて映画にまつわるごはんなども出店。

はなればなれ珈琲
chimney
mongomongo
MIETTE
ワ ルン
DEN
麺屋こぶし
KUKSAT
アジア食堂 歩屋
sumica


これは行かないかんでしょう!

まだまだあるある イベント貧乏夫婦。
それでは その報告はまた後日…

2010-04-05

桜前線通過中。

うぐいすの声で目が覚め、毎日違う海の色を見ながら朝の散歩。
桜のつぼみが開いてゆくのを観察して 寝ぼけた身体を起こす。
あああぁ〜ぜいたく!

一週間前に朝市で買って生けた花はまだ元気。
可憐に白く清く甘く 咲いてます。
それフリージア。花言葉は無邪気いうんで、とママ。

今朝こんな話ししたんよー
と、桜の見事な紫雲出山に登りながら母に言うと、
へぇ〜。よう知っとるなー。いろんなこと教えてもらいよ、と。

母は大分(見た目が)丸くなりましたが、ずいぶん身軽になったようでした。
私の前を独りで歩くようになりました。
勝手にどんどん先を行って見えなくなって
心配になって探すと、携帯で必死に桜の写真を撮っていたり
弥生人の人形をまじまじと見ていたり。
意外な母にニヤケるも、慌てて携帯をうばって桜と島々を撮って
ほれっ、と返すわたし。
まだ子供癖が直っていないようです。

桜を見る時の何とも言えない気持ち。
去年もずっと前もこんな気持ちだったなぁと思って
またきっと来年もこの先も毎年こうなんだろうなーと
思いながら、見上げる。
ママもたぶんいろんな桜の思い出があるかもしれない。
どこか花見に連れ出して聞いてみようかなぁ。

実家では、教職を引退してもジャージ姿の父が、家の裏の田んぼで
山のような資料を楽しそうに焼いていました。
父に懐いてないムッシュが遠くでニャ〜となく。
なんだ、こののどかさは。。

おととい行った朝日山の桜はすばらしく満開で。
きれいだなー と見ていたら、艶やかすぎる王者の後ろ姿。

こんなうしろ髪ではないはず。
ティモテティモテ〜♪

回り込んで見ると…

はっ!
ど、どうしたんですか…
かなり想像で作られてしまった王者、ライオンにうけました。
芝スキーでソリで滑ったら、意外なほどスピードが出て
慌てて転がった時の夫さんの顔にも、うけました。

昨日はこれまたすばらしく満開の、不動の滝の桜の下でお花見を。
外でご飯から炊くビビンバとか、いか刺しとか、筍ご飯とか、ケーキとかワインとか。
みんな持ち寄りの食べ物がすばらしくおいしく、これまた楽しい恒例の行事。
ほぼ変わらない面子が揃うのがうれしい。


楽しく、ちょっと憂いな季節。
ともあれ私はおおはたさんの写真を見る度
鼻血が出そうになるのでした。

2010-04-01

おおはた雄一 LIVE!!!!!



ホーボーへ。
それは、おおはたさんの歌から(無断で)いただいた言葉です。
この曲との出会いは、あの頃私のすべてだった
「おだやかな暮らし」「あの子の居場所」。
松山の小さなお茶室で、生声生ギターが頭上から降ってきた、
超贅沢うるうるライブ。
そして転機にもなった、高知のみんなで創りあげた
夢のようなイベント、spoonfull音楽祭。

これからも私のそばで寄り添ってくれる音楽を奏でてくれることを、
ささやかに願っているのです。

そんなところに、今年はなんということでしょう!
観音寺に来てくれます!
パチパチパチパチ!
ああもう、鼻血が出そうです。


おおはた雄一ツアー2010 ~光を描く人~ 弾き語り編

2010 / 5 / 28(fri)川鶴酒造 鶴鳴館
(香川県観音寺市本大町836)

open/19:00 start/20:00
前売り予約3000円/当日3500円(別途ドリンク代必要)
チケット 予約開始 4/1〜

Info: チケット予約
☎0875-25-1466/090-3503-7709(ニシハラ) *携帯へは14:00以降可
sumico.kgw@gmail.com 

*お名前とご連絡先、人数をお知らせ下さい。
*小学生未満のお子様は入場できませんので、予めご了承ください。
*駐車場は数に限りがありますので、できるだけお乗り合わせの上お越しください。
*お酒類の販売もしますが、飲酒運転はご遠慮ください。


おおはた雄一
ニューアルバム『光を描く人』2010年4月7日発売
新曲「かすかな光」と、糸井重里さんと共作した「キリン」の
視聴ができます!!→myspace♪



会場となる川鶴酒造さんの建造物はほとんどが国指定の登録有形文化財。
鶴鳴館も昔は瓶詰する蔵として使われていた建物で、その趣が今も残 ります。
現在はライブやイベントを行える場として活用されています。
そんなところが地元にあったなんて!これも一つの出会いです。

そ んな鶴鳴館で行われる、おおはたさんのステージ。
きっとお酒好きの(?)おおはたさんにも喜んでもらえる企画を考え中です。
どうぞご期待 ください!