2007-10-28

玄米甘酒を つくる。

米こうじは観音寺の「津久茂こうじ」を使用。初めてちゃんと見た、麹。
さすがばあちゃん。母も知らなかった麹を持っていた。
お米にふわふわ白い麹がついている。雪みたい。

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今回作った分量:玄米2合、米こうじ2合(玄米と米こうじを同量)

  1. 炊飯器で「もったり」と玄米おかゆを炊く。
    ※出来上がりでは、玄米の粒が結構残った(玄米殻かな。) ので、かなりやわらかめに炊くといいとかも。拝み洗いなんぞして。
  2. 炊き上がったら50度~60度まで冷ます。指を入れて5秒我慢できるくらい。
  3. そこに、手でポロポロに崩した米こうじをバサッと入れる。
  4. しゃもじで、まぜまぜまぜまぜ。
    米こうじの袋の裏に、「混ぜれば混ぜるほどおいしい。200回くらい。」とかいてあったので200回混ぜる。
    「もったり」したおかゆがサラサラになっていった。
  5. 炊飯器を保温にしたまま、蓋を開けて、濡れふきんをかけて蓋がわりとする。
  6. そのまま放置、7~8時間でできあがり。
  7. 殺菌した瓶などに入れて冷蔵庫で保管する。

出来立てを昨日一日持ち歩いたら、やっぱり冷やさなかったから?すっぱくなった。
すっぱくなったやつは、砂糖を入れて沸かしたら飲めます、とのこと。
お米で作ってもそんなに作り方は違わないと思う。
赤米とか黒米とかでも出来るのかな。ちょっと興味あり。
もち米で作るのがおいしいらしい。いろいろやってみるべし。

写真を撮るの忘れたな。。

母が味見した途端、すごい笑顔になって言った。
「すごーい、すごいな。母ちゃんも作った事ないのにひとりでできたな。
あんたが家におったらこんなことしてくれるのになぁ。」

・・・・・家におらんでもしてあげるがな。

2007-10-26

-自分らしく笑っていけ-

いつでも歌えるように

その風に耳をすまそう

いつでも踊れるように

そのぬくもりを肌にあてよう

-自分らしく笑っていけ-

飛びたつ鳥の はばたきのように

87758627

ものや自然を大事にしながら
小さな花を咲かせる暮らし

かわしまよう子さん
しんぷるらいふ
anonima st.

2007-10-12

仕事のものさし

071007_13200001_256 父に問われた。
その勉強は趣味のためか、それとも将来の仕事の為か。
もちろん、後者である。
趣味の延長にある仕事ではなく
日々の暮らしの延長にある仕事

日々の暮らしを身丈に似合ったものとして
背伸びもせず下げもせず質素に暮らす

時間の流れを、人の流れを追うのではない
時間の流れを、人の流れを、たどり、寄り添うだけでいい

私の元素の質の問題である

写真:丸亀 旧電報電話局

2007-10-08

あんたが悪い



指さす下の三本は

自分に向いている

あんたが悪い

2007-10-05

九時十三分

九時十三分
彼岸花の赤。
鶏頭の紅。
萩の赤紫。
コスモスの白や桃。
覚えて忘れた黄色いの。
尾花。
秋らしい植物がたんぼのあぜ道やら荒れた畑を色づけている。
この季節の植物は、いつの間にやら辺り一面陣取りしているみたいに群れている。
色あせた草や黄金色の稲穂には随分と目立ち鮮やかだが、湿度を失いつつある風景には咲く姿はいまいち納得いかない気持ちになる。

今朝も梨をかじる。
ジャリッ…。
もう終わりかな。

昨日は母がうれしそうにアケビを買ってきた。
うす紫で小さい瓜のように整った。
絵になるなぁ、と意外な感性を発揮する母。秋だからか?

まだパックリしてないのは初めて見た。
木の上に生っているのしか記憶にない。
めずらしついでに食べたことがあるくらい。
皮を剥くんやっけ?
と聞く母に得意げに叱ってしまう。
さすがに中の種を覆っているトロリと実は綺麗で大きかった。
たくさんを口に入れるとどうしようもなく種ばかりになって、舌で甘みを探るのが難しい。
んん〜…と難しい顔になる。

食べた後の皿の中もなんだか釈然としない。
この種は植えたら生るのだろうか。

夜、びくっとする事が多くなった。
見れば、月だ。
探してもないのに月の光を感じてしまう。
今まで、東京に居たときも地元にいても、はっと気づいて見上げれば満月だった。
どんぴしゃの時もあり、ほぼ満月の時もあり。
ひとつの特技だった。
なのに今回はハズれた。月は半分だった。

輝くのではなく、神々しく密度のある光。
ずっと見ていたら侵されそうな光。
周りの星たちは、ごく控えめに、星座にもならず散らばっていた。