父が桜の木の枝を切った。
隣のおっちゃんに 畑が陰ると文句をつけられ 切った。
今まで言われたこともなかったのに。。
切る前 桜の木の下で暫く見上げる父。
となりで見上げる私 父ちゃんと肩が並ぶ
久しぶりだのぅ。
父が言う。惜しいのー 惜しいのー。
桜は切ると そこから病気になって枯れると言われているらしい。
じゃあ切らんでよ。なんとかならんのかなぁ。
私より ずっと年寄りの桜。
春には毎年 足の悪いばあちゃんの唯一の花見の場。
どこよりも満開の自慢の桜なのになぁ。
かなり呆気なく 父の片手で枝は落ちた。
今日見たら、父が切り口に薬を塗っていた。
まだまだ生きてほしい。
来年もまた 変わらず桜の花を付けてくれるだろうか。
そういや父ちゃん 誕生日おめでとう。
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