2007-09-17

地元で迷い子。

雨が降ったり止んだり、困ったもんだの連休最終日。

まんさく」という、山深いダムを越えた所にある、山小屋のようなお店に1年ぶりに行ってみる。
地元の郵便局長を早くに退職され、絵葉書教室の先生もしている多才なご主人と奥さんが建てたお店。
お店の窓から見える山と秋の空と、クーラーで冷えた店内ににホッとする。
マンサクは冬に咲く黄色い花。「満作」と書き、「まず咲く」とのことらしい。

おなかの空いた私たち、ロールサンドにかぶりつく。
(土日はお米のおいしい素朴なランチ定食があります。)

萩祭りに行けども、まだ花は三分咲き。骨董市も雨で見る気にもなれず。
去年はピアスを買ってもらったが既に故障、完。
浴衣姿の女の子からお団子買って甘味処でまったり。
「地味すぎる、ユルすぎる、じーさんばーさんか」とか言いながら。

070917_14410002 デコに日の丸の鯉(ヒーちゃんと命名)と人面鯉と、この池の主らしきでかい鯉に熱狂。
26歳で鯉に熱中してるなんて、そうおらんで。と突っ込まれる。
だって、きれいだし大きいし、水面のエサにあんぐあんぐしている口なんて可愛いではないか。

どーしようも行き場のない二人はハラヒレホラハレ状態。
昨日も本屋でねばったり、カゴも持たずスーパーをウロウロしたり。
あてもなく車で三観地区をグルグルして、ぐったり疲れたのだった。

はじめて行った、「太鼓亭」っていう居酒屋さんは、魚も新鮮威勢もよし。地元の人に愛されてる活気があってよかった○

さてこれからどうしようかと悩んだあげく、、
夕方からは原ちゃんさとみさんに助けてもらった。
すみません・・・・本当に。。
店の1階の仏壇の前で、ふたりが買出しに行っている間だけ昼寝をさせてもらう。

なんて様・・・とも思ったけれど、とてもこれが、懐かしかった。
窓辺の、雨雲の光の下で、座布団だけで横になる。
「このひと」を昼寝の共にして。
昔はぬいぐるみを抱いてでないと寝れなかった私は、
口も手足もボロっとした堅いシロクマさん、「このひと」がかわいかった。
上に乗せて、暑苦しくてもよかった。
外を、なんともなしに見る。静か、、だな。
あるのは一人の人の気配だけ。
じんわりふんわり。
孫悟空でご飯を食べて、原ちゃんちでまたゴロゴロ。
彼を含め、気の許せる人とこうして過ごせる場所があるのが、とてもありがたい。

ありがとう、原ちゃん、さっちゃん。

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